岡山県赤磐市内で12人が死傷する事故

岡山県赤磐市内で12人が死傷する事故

12人が死傷する事故を誘発したとして、乗用車を運転していた高齢の女が起訴された。
アクセルとブレーキの踏み間違えから前走車に追突する事故を起こし、これが発端となっていた。

1月下旬、岡山県赤磐市内の国道交差点付近で12人が死傷した事故について、同市内に在住する70歳の女を
現行犯逮捕した事件。岡山地検は20日、発端となった追突事故を誘発したとして、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)の罪で起訴した。

問題の事故は2018年1月21日の午後4時5分ごろ発生している。赤磐市の国道を走行していた乗用車は前走する軽トラックに速度差をもった状態で追突。
これによって押し出された軽トラックが急ハンドルを切りながら道路左側の路外へ逸脱するとともに結果的には車両5台が関係する多重衝突にも発展しており、
巻き込まれた車両の運転者6人が負傷した。この事故により自動車が歩道に乗り上げ歩行者が巻き込まれた。この事故で1人が死亡し、9人が重軽傷を負った。

この事故で赤磐市に住む坂上野華さん(9)が死亡。岡山市の岩田義治さん(67)、同じく石坂亮さん(33)、赤磐市の柞田五月さん(27)、
同じく鈴木邦輔さん(47)、新見市の田渕正哲さん(72)、米子市の和田誠さん(49)、岐阜市の杉田哲人(36)らが重傷を負った。
また、長田良子(62)さん、有村辰美さん(28)さんが軽傷を負った。追突車を運転していたのは赤磐市内に在住する70歳の女で、警察は女を過失致死傷の容疑で逮捕。

その後の調べで事故直前に同乗者から速度の出しすぎを注意され、減速しようとした際にブレーキとアクセルを踏み間違えたことが事故につながった可能性が高いことが判明した。
女もペダル踏み間違えについては大筋で認めており、検察は女を過失致死傷の罪で起訴した。

画像提供:法律事務所Steadiness

  • 最終更新:2018-10-29 15:38:44

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